1 円山川で鼠が逃げ廻る場面。
2 この小論では、「城の崎にて」の購読脳を「心の静止と凝視」と考えているため、意味4の思考の流れ、動から静へのありなしに注目する。
3 意味1 ①喜②怒③哀④楽、意味2 ①視覚②聴覚③味覚④嗅覚⑤触覚、意味3動から静へ①あり②なし、意味4振舞い ①直示②隠喩③記事なし
4 人工知能 ①認識、②心的操作
テキスト共生の公式
ステップ1:意味1、2、3、4を合わせて解析の組「心の静止と凝視」を作る。
ステップ2:動から静への精神状態から「認識と課題に対する心的操作」という組を作り、解析の組と合わせる。
A:①喜+「①視覚+②聴覚」+①直示+②動から静なしという解析の組を、知る作用と成果並びにある課題に対する心的操作からなる①認知と②心的操作という組と合わせる。
B:④楽+「①視覚+②聴覚」+①直示+②動から静なしという解析の組を、知る作用と成果並びにある課題に対する心的操作からなる①認知と②心的操作という組と合わせる。
C:④楽+①視覚+①直示+②動から静なしという解析の組を、知る作用と成果並びにある課題に対する心的操作からなる①認知と②心的操作という組と合わせる。
D:①喜+①視覚+①直示+②動から静なしという解析の組を、知る作用と成果並びにある課題に対する心的操作からなる①認知と②心的操作という組と合わせる。
E:③哀+①視覚+①直示+①動から静ありという解析の組を、知る作用と成果並びにある課題に対する心的操作からなる①認知と②心的操作という組と合わせる。
結果
表2については、テキスト共生の公式が適用される。
花村嘉英(2020)「志賀直哉の『城の崎にて』の執筆脳について」より