三浦綾子の「道ありき」の多変量解析-クラスタ分析と主成分9


【カラム】
A平均1.6 標準偏差0.55 中央値2.0 四分位範囲1.0
B平均1.0 標準偏差0 中央値1.0 四分位範囲1.0
C平均2.0 標準偏差0 中央値2.0 四分位範囲2.0
D平均1.4 標準偏差0.55 中央値1.0 四分位範囲1.0
【クラスタABとクラスタCD】
AB 平均1.3低い、標準偏差0.22低い、中央値1.5普通、四分位範囲1.0低い
CD 平均1.7高い、標準偏差0.22低い、中央値1.5普通、四分位範囲1.5高い
【クラスタからの特徴を手掛かりにし、どういう情報が主成分なのか全体的に掴む】
BとCの標準偏差が0のため、直示と新情報を中心に描こうと思っている。
【ライン】合計は、言語の認知と情報の認知の和を表す指標であり、文理の各系列をスライドする認知の柱が出す数字となる。
① 6、視覚以外、直示、新情報、解決 → 精密検査の結果を報告する。
② 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 旭川の病院に通院する。 
③ 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 正月三浦光世が見舞いに来る。
④ 5、視覚、直示、新情報、解決 → 来年の正月の話もする。
⑤ 5、視覚、直示、新情報、解決 → 綾子は嫁に行くことになる。
【場面の全体】
 視覚情報が8割ほどであり、脳に届く通常の五感の入力信号の割合に近い。従って、ここでは視覚の情報量が普通である。

花村嘉英(2019)「三浦綾子の「道ありき」の多変量解析-クラスタ分析と主成分」より


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