三浦綾子の「道ありき」の多変量解析-クラスタ分析と主成分1


1 先行研究との関係

 これまでに三浦綾子(1922-1999)の「道ありき」執筆時の脳の活動を思考とし、シナジーのメタファーを作成している。(花村2019) この小論では、さらに多変量解析に注目し、クラスタ分析と主成分について考察する。それぞれの場面で三浦綾子の執筆脳がデータベースから異なる視点で分析できれば、自ずと客観性は上がっていく。ここでシナジーのメタファーといえば「三浦綾子と虚無」を指す。

花村嘉英(2019)「三浦綾子の「道ありき」の多変量解析-クラスタ分析と主成分」より


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