カミュの「異邦人」で執筆脳を考える-不安障害7


表3 情報の認知

表2 Aと同文。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
表2 Bと同文。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
表2 C と同文。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
表2 Dと同文。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
表2 Eと同文。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1

A 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
B 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
C 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
D 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
E 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。  

結果     
 カミュは、この場面で裁判長に促されて動機を太陽のせいだと説明する。そしてアラビア人を意図して殺したわけではないと述べたため、購読脳の「不条理と現実」から「秘めた積極性と抗力」という執筆脳の組を引き出すことができる。

花村嘉英(2020)「カミュの『異邦人』の執筆脳について」より


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