クッツェーの「Age of Iron(鉄の時代)」で執筆脳を考える8


表3 情報の認知

A 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
B 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2
C 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1
D 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1
E 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2

A 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
B 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
C 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。
D 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。
E 情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。   

結果     
 この場面でカレンは、不名誉の蓄積からガンが発現したといっている。自己嫌悪から体が有害になり、体自体が食べ物を受けつけなくなるも、ヴァーキュールとの精神的な交わりが支えとなるため、購読脳の「末期がんと精神的な愛」からクッツェーの立場「白人リベラルと精神の葛藤」という執筆脳の組を引き出すことができる。 

花村嘉英(2020)「クッツェーの『Age of Iron(鉄の時代)』の執筆脳について」より


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