T、S1-S5の公理から、推論規則を用いて、諸々の定理を導くことが可能なわけだが、詳細な証明例は参考文献(ヒューズ・クレスウェル1981)を見ること。ここでは、上記体系間で成り立つ関係を(10)に示す。
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(10)S5→S4→T
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S3→S2→S1
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A→Bは、Bの各定理がAの定理であることを意味し、横線より上の体系は、制限なしの必然規則を持ち、縦線より左の体系には、還元法則が備わっている。
花村嘉英(2022)「モンタギュー文法の意味公準について考える-階層的な様相表現を中心にして」より