【要旨】
2009年3月から2011年1月まで、武漢科技大学外語外事職業学院で日本語教師を務めている。担当科目は、1年生と2年生のための基礎会話と2年生の後半から3年生にかけて勉強するビジネス会話である。 中国人に日本語の会話や作文を教授する際に、効果が上がると思われる方法について教案を通して検討している。しかし、学期の毎に修正や改良が必要となる。まず、私の教案の作り方について説明し、次に会話や作文からやさしい翻訳まで全体的に関連づけて話を進めていく。最後に現在未解決の問題についても触れようと思う。
花村嘉英著(2017)「日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで」より