日本語から見た東アジアと欧米諸語の比較-言語類型論における普遍性を中心に17


4 まとめ

 日本語を中心にして東西で言語を比較する際に、目安として語順、形態、融合度、総合度、修飾支配関係、動詞枠付け、主題優勢という基準を置いた。これにより日本語と東アジアの言語及び欧米諸語との違いが見えてきた。言語類型論による考察は、テキスト分析のデータベースを作る際にヒントになる。使用できる言語の数を増やしながら継続していく。

【参考文献】

花村嘉英 計算文学入門-Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?新風舎 2005  
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社 2015
花村嘉英 日语教育计划书-面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 南京東南大学出版社 2017
金田一春彦 日本語上下 岩波新書 1997
朱京伟 日语词汇学教程 外语教学与研究出版社 2005
ウェイリー 言語類型論入門(大堀壽夫、古賀裕章、山泉実訳)岩波書店 2006
山本哲也、陈岩、于敬河 汉訳日精编教程 大连理工大学出版社 2002
ウィキペディア 言語類型論

花村嘉英(2018)「日本語から見た東アジアと欧米諸語の比較-言語類型論における普遍性を中心に」より

シナジーのメタファー3


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です