アーネスト・ヘミングウェイの”The old man and the sea”「老人と海」で執筆脳を考える6


分析例

1 老人がガラーノの接近に気がつく場面。
2 この小論では、”The old man and the sea”の執筆脳を「客観描写と調和」と考えているため、意味3の思考の流れ、客観描写に注目する。  
3 意味1①視覚②聴覚③味覚④嗅覚⑤触覚 、意味2 ①喜②怒③哀④楽、意味3客観描写①あり②なし、意味4振舞い ①直示②隠喩③記事なし。  
4 人工知能 ①客観描写、②調和。 
 
テキスト共生の公式   
 
ステップ1 意味1、2、3、4を合わせて解析の組「海と戦う老人と海という好敵手」を作る。
ステップ2 母親が学習時の娘の緊張に気がつくため、「客観描写と調和」という組を作り、解析の組と合わせる。  

A [①視覚+⑤触]+③哀+②なし+①直示という解析の組を、①客観描写と②調和という組と合わせる。
B ①視覚+③哀+①あり+①直示という解析の組を、①客観描写と②調和という組と合わせる。
C ①視覚+③哀+①あり+①直示という解析の組を、①客観描写と②調和という組と合わせる。  
D ①視覚+③哀+①あり+①直示という解析の組を、①客観描写と②調和という組と合わせる。
E ①視覚+③哀+②なし+①直示という解析の組を、①客観描写と②調和という組と合わせる。    

結果  表2については、テキスト共生の公式が適用される。

花村嘉英(2022)「アーネスト・ヘミングウェイの”The old man and the sea”「老人と海」で執筆脳を考える」より


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