シナジーのメタファーのために一作家一作品でできること-森鴎外「佐橋甚五郎」9


A言語の認知(思考の流れ):1外から内の誘発、2内から外の創発→6、4
B情報の認知:1問題解決、2未解決→4、6

◆A、Bそれぞれの平均値を出す。
Aの平均:(6 + 4)÷ 2 = 5
Bの平均:(4 + 6)÷ 2 = 5
◆A、Bそれぞれの偏差を計算する。偏差=各データ-平均値
Aの偏差:(6 – 5)、(4 – 5)= 1、-1
Bの偏差:(4 – 5)、(6 – 5)= -1、1
◆A、Bをそれぞれ2乗する。
Aの偏差の2乗 = 1、1
Bの偏差の2乗 = 1、1
◆AとBの偏差同士の積を計算する
(Aの偏差)x(Bの偏差)= -1、-1
◆AとBの偏差を2乗したものを合計する。
Aの偏差を2乗したものの合計 = 1 + 1 = 2
Bの偏差を2乗したものの合計 = 1 + 1 = 2
◆AとBの偏差の合計を合計する。-1 -1 = -2

計算表
A 6 4 10
偏差 1 -1 0
偏差2 1 1 2
B 4 6 10
偏差 -1 1 0
偏差2 1 1 2
AB偏差の積 -1 -1 -2

◆相関係数は、次の公式で求めることができる。
相関係数=[(A-Aの平均値)x(B-Bの平均値)]の和/
√(A-Aの平均値)2の和x(B-Bの平均値)2の和
上記計算表を代入すると、
相関係数 = -2/√2 x 2 = -2/√4 = -2/2 = -1
従って、強い負の相関があるといえる。

花村嘉英(2019)「シナジーのメタファーのために一作家一作品でできること-森鴎外」より


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